初夏から秋にかけて、そこかしこに沢山の黄色いオシロイバナが咲き誇ります。
健気(けなげ)にも、一夜限りの命を必死になって次から次へと燃やして子孫を守り
残していく花です。
私は、どのような花でも大好きで誰でも知っている花々や見知らぬ花でも
咲いているのを見つけると、ついついカメラを構えてシャッターを切ってしまいます。
オシロイバナをファイダーから長い間見つめていると遠い過去から現在まで、夕方には
咲いて暗い闇を乗り越えて朝まで咲いてきた時の重みを感じます。
人々の営みとは真逆の時間を生きてきた事に想いを馳せながら、強く逞しく感じる様な
色味を持つ、新モノトーンの写真として仕上げました。
copyright kukuminato youichi
☆新モノトーンの写真とは、久々湊陽一・kukuminato youichi がアナログ時代に
表現することが難しかった複雑で微妙な色合いを持つ写真をデジタル画像処理ソフトを
駆使し私独自に創り上げた、新たなモノトーンの写真のことです。
More〜に「真逆の時を生きる、新モノトーンの写真、その21(オシロイバナ編)」の
写真と「土手に咲く野生化した花、新モノトーンの写真、その18
(マホニア・コンフューサー編)」があります
copyright kukuminato youichi
下記は「新モノトーンでの花」をテーマにした写真作品&写真物語です
*「土手に咲く野生化した花、新モノトーンの写真(マホニア・コンフューサー編)」
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